第25章 ♡のQueenは♢もお好き

吐息混じりの艶っぽい声に
こくこく頷くと

太ももの上に汗ばむ手が重なって
一気に押し寄せた熱い膣の感覚

「ん…んんんぅ…っ」
「…っう、ぁぁぁ…」

半分包まれた後
かずちゃんの苦しそうな声がして

細い腰を掴んで離そうとするも
やんわり外される

「だ…じょぶ、だから…」
「かず…ぅ、ん…」

根本を握りしめられたまま
ゆっくりナカを押し広げてる

辛そうなのに…

かずちゃんの必死さに
胸が熱くなる

俺をそんなに…
好きでいてくれてるんだ

今、求めてくれてる
かずちゃんのいじらしさに
熱の開放をひたすら耐えて

我慢に気を取られてるといつの間にか
ムスコは全部ナカに収まってて

上半身を起こして
大きく乱れる息を整えてる
小さな背中を抱きしめた

「かずちゃ…へいき？」

胸に回した腕に
しっとり汗ばんだ手が添えられて
小さく、うん…と答えた瞬間
ナカがきゅって締まって…

「あ、やば…かずちゃ…お、おれ…」
「ん…きて…？」

熱の開放が近いことを汲み取ってくれて
ゆっくりグラインドし始める

愛しいかずちゃんの背中に
半身を預けてひたすらに突き上げた

「あ、ぁ…っ…さと…っ」
「かず、ちゃ…、んぁ、あ……っ」
「ぁあ…っ、や、はげし…ぃっ」
「も、ダメ…イ、く……っ…」

愛しいその人が
ビクビク背中を震わせたとき
ほぼ同時に俺も熱が弾けた