第3章 Naughty chocolate
- 相葉 side -
まさかのかずの告白
今までそんなこと一度も気づかなかった
かずに負担をかけたくなくて優しくしていたのが物足りなかったなんて……
寂しげな顔で俺を見つめた恋人を引き寄せてソファに押し倒す
急なことに目を丸めて驚いていた
「まー…?」
「な、んで…早く、言わなかったの…?」
俺の問いに目線を外して伏し目がちに答える
「なんか……言いにくくて…だから、そうなるように仕向けようと…」
「っ、は…ぁ……俺って、そんなに信用ない…?」
さっきよりも上がる呼吸
今にも理性を無くして襲いかかりたい衝動を必死に抑え顔に手を添えて強制的にこちらを向かせる
「そ、じゃない…っ、ただ…そのっ…」
「ちゃんと…言ってよ……俺、かずのお願いだったら…っ…はぁ…叶えたいって、思うし…っ」
不安げに俺を見つめるかずの頬に触れながら気持ちを伝えると安堵の表情に変わる
「……まー…」
「ぁ、っ…しょぉ…っ早く、来てっ……ぁ、あぁぁ…っ」
「っふ…っ、智っ…ナカ、熱……っ」
気づけば一糸纏わぬ姿になっていたおーちゃんの脚を割り開き体を重ねていく翔ちゃん
すぐに響く繋がる水音とおーちゃんの吐息のような声
「んっ、はぁ、あ、あっ…しょ、もぉ…っ…ぁっ!」
背中を仰け反らせゴムの中で熱を吐き出すおーちゃん
それでももっと、と強請る声に応える翔ちゃん
続く水音
それを見たかずが口を開く
「…っ、俺のことも…激しく愛して欲しい…まーのことしか…考えられないくらい……っ、ん、ん〜……っ」
本心を確認して深く口付けると嬉しそうにかずの手が俺の背中に回された