第3章 Naughty chocolate
- 二宮 side -
「えっ!?…媚薬…入りって……」
そう言ってテーブルに置いてあるチョコを見やる
チョコから目線を上げた相葉さん
「な、なんで…?なんで、そんなこと…」
「だって…まー…俺のこと大切にしてくれるのは嬉しいんだけどさ?セックスの時、優しすぎて俺、物足りないんだもん…」
俺の告白に驚くなりなにかしらの反応があるかと思えば熱い身体を抱きしめながらただただ俺をぼんやりと見つめる
引かれた、かな…
自分で仕掛けておいたのに相葉さんの反応に心が寂しくなった
「はぁっ……しょぉ…っ…シ…てよぉ…も、ガマン…っでき、なっ……」
「さ、とし、く…っ」
強請る大野さんに重なっていく翔さんの体
それを見ていたはずなのに気づけば俺は相葉さん越しに天井を目にしていた