第2章 秘密のレッスン
「はぁ〜……だからってなぁ、場所わきまえろよ…後輩には適当にごまかしとくけど、もうすんなよっ!智くんも、わかった?」
「は、はい…ごめんなさい」
「フォロー、よろしく♡」
呆れ顔でじゃな、と一言告げた翔くんが去っていった
扉を閉めてこちらに近づいてくる潤に一言文句を言ってやろうと目線を送る
「潤っ!翔くん相手だからってあんな言い方…って、え、ちょっと!?」
潤の手によってまた外気にさらされた俺の双丘
「まだ、足りないんだろ…?」
え…
まだ雄モード!?
取り出した己のものを手で軽く上下してさっきまで収まっていたそこにそれを充てがってきた
「もっと掻き乱してやるよ…」
「っ、もう、ダメだって…っ!今、しょ、くんに怒られた、とこっ……っあ、…っ」
なんなく埋め込まれていく潤のもの
「ふぅ、さっきはすぐイッちゃったからね…次はもっとナカ擦ってやるよ…」
額にかかる髪をかきあげながら片手が俺の腰に添えられる
なんで俺がまだ満足してないってことになってるの!?
「も、いいからっ、さっきので十分だから…ぁ、あぅっ…!」
添えられた手で腰をグイッと引き寄せられ奥まで熱いもので抉られると、レッスン室に俺の高い声が響く
「声抑えろよ、また怒られたいの?」
なんで付き合ってやってる、みたいな雰囲気出してるんだ、潤のやつっ!!
やめてくれたらこんな声なんか出さねーですむんだよぉっ!
心の中で悪態をつくけど、その間もゆるり、と送り込まれる腰
慌てて手摺から手を外し、両手で自分の口を覆う
「ぁ、ふっ…ん、んっ、んぅうっ……」
ダメだ、こうなったら潤自らモードを切り替えてくれるまで俺の声は届かない
ただただ、揺さぶられ声を我慢することに集中する
静かなレッスン室に卑猥な水音と肌がぶつかり合う音が響く
与えられる快楽と、響く音で萎えたはずの俺のものもふたたび熱を持ち始めた