第2章 秘密のレッスン
「ん、んぅ、ん、ふ……っ、んっんっ……!」
「ナカきもちぃっ…、智…っ、俺のでいっぱい擦られて、はぁ……きもちいーだろ?」
四つん這いになった俺の腰を両手で掴んで激しく繰り返す抽送のなか、そんなこと聞いてくる
声出せねーんだから聞いてくるなよ、ばかっ!!
悪態をついても体は素直で、与えられる甘い快楽に俺のものが熱を吐き出したい、とヒクつき出した
「んっ、ぅ、ん、ん、んんん〜…っ」
一番弱い場所が擦りあげられた瞬間、ナカの潤が大きく脈打って
「っく、出るっ……!」
「っ、んっ…っ、〜〜っ!」
熱い飛沫が再び注ぎ込まれた
ナカで広がる熱い飛沫に背筋に甘い刺激が駆け抜け、俺も熱を吐き出しフロアに俺のものが飛び散った
雄モードが切れたあと潤を怒りたおし、汚した鏡とフロアを綺麗にさせた
シャワーを浴びて帰ろうとした時
「智くん、潤…ちょっとこっち来て?」
打ち合わせ終わりの翔くんに掴まった俺たち
別室で再び怒られてしまった
声は我慢できたけど、なんか変な音がする、と再び後輩に相談された翔くんはレッスン室の扉にある小さな窓から俺たちの最中の姿を確認したらしい
もう、最悪……
「さっきさぁ、もうすんなって俺言ったよね!?」
「す、すみません…」
「ごめん、翔くん…」
こっぴどく叱られる中、俺は心に誓った
もう二度と、潤とマンツーマンでダンスレッスンとかしない!と…
- end -