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第3章 叶うわけない、なんて。
「はあ、、、」
ため息は幸せが逃げる。どっかの誰かが言っていた気がする。
それでもため息が出るのは、片思いの性というものだ。
教室の扉に手をかけ、覚悟を決めて開けた。
がらっ
「お、おはよ~。」
「おっはよー!!」
そういって私の前に駆け寄って来たのは、学校のアイドルの白馬君
「朝からうるせーよ!白馬!」
後ろから声をかけてきたのは輝君だった。
「二人とも、おはよう。」
二人にあいさつすると、うれしそうに
「おはよう!」
と返事をしてくれた。
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