第2章 彼のセリフで7題【黒バス】
夜8時ー
「「おっ終わったー!!」」
二人で終わりの喜びに浸っていた。
「うっわ…もう8時じゃん…。さっさと帰ろう。」
「そうだな…。」
帰り支度を済ませ、いざ帰ろうとする。
「うーん…本当に疲れた…。先生も量多すぎでしょ…。」
「確かにな…。」
「…てゆーか、本当は火神が盗んなきゃさ…」
「まだ言うか。…悪かったよ。」
「火神って料理うまいって黒子から聞いたよ。なんで盗るのさ。」
「ん?そりゃ惚れたやつの手料理は誰だって食べた…あ。」
静寂が訪れる。
「え?」
すぐさま火神は真っ赤になりながら叫んだ。
「え?あ?い、いや、なんでもねーよっ!!」
「い、いや!なんでもなくないでしょ!?だって、今…」
お互いに顔が真っ赤に染まっていく。