• テキストサイズ

〖 IDOLiSH7 〗 なないろパレット

第5章 ヒカリの中へ


ちょっとズルいやり方だったけど、それでも結果的にはキスしちゃった。

ふんわりとしてて、柔らかかったなぁ···なんて···

こんな事ユキにバレたら、オレ···パンイチにされてユキんちのベランダから吊り下げられちゃう!!

超高層マンションだから、なんかいろいろ縮こまっちゃうよ!

どこが?とか聞かれても答えにくいけど。

撮影の時のキスシーンの後だって、なんかユキ不機嫌になったくらいだからさ?

なんでもないのにマリーとキスしたなんてバレたら···

オレ、朝日が拝めなくなるかも。

Re:valeの存続にかけて、それだけは避けなければ!

千「モモ?」

「うぇい?!」

千「···なにその慌てた返事」

「あ、いや···なんでもない!なんでもないけど、なに?!」

やっば···ユキからの報復考えてたから、ビックリしておかしな返事が出ちゃったよ。

千「モモは、愛聖と···したい?」

し、したい?って、ええっ?!

「ユ、ユキ?!急になに言ってんの?!」

激しく動揺しながらユキに言葉を返せば、ユキは平然とした顔でオレを見た。

千「だから、モモは愛聖としたいか聞いてる···一緒に仕事」

「そっち?!」

千「そっちって?」

ダーリン紛らわしい言い方···やめて!

ちょっとだけドキドキしちゃったじゃん!

「し、仕事ね、仕事!もちろんマリーとまた一緒に仕事出来るなら嬉しいよ!」

千「そう。じゃあ···やっぱり、歌わせるかな」

「歌わせるって?」

マリーはそもそも女優、だよな?

まぁ、歌は上手いけど。

千「愛聖と約束しただろ。再活動したら、僕の作った曲を歌うって」

岡「えぇっ?!そんな約束いつしたんですか?!」

それは知ってるけど言えない!

千「いつって、僕と一夜を過ごした時···かな?」

岡「一夜?!」

「わぁぁぁぁっー!!ユーキー?!」

ユキそれ言っちゃダメなやつ!

そしてユキと一夜をじゃなくて、オレも一緒にいたから!

千「おかりん、そういう事だから···あの事務所に連絡して愛聖のスケジュール押さえて。ボイトレさせなきゃ」

岡「わ、わかりました!会見が終わったらすぐにでも!」

これで本当に一緒に仕事出来たら···めちゃくちゃハッピーじゃん!


/ 1348ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp