第10章 「ウサダ奪還作戦!」
エンター「それではゴーバスターズに通信でもしましょうか…」
『離してよ…っ!!』
エンター「マドモアゼル、うるさいですよ?」
カチッ
エンター「アロ、アロ、アロ。聞こえてますか?ゴーバスターズ?先程は失礼。改めて取り引きのお話を。あなた方の可愛いラパン、ムッシュウサダと引き換えに…エネトロンを2万トロン」
『2万!?』
エンター「取り引きは今から1時間後。1秒でも遅れれば取り引きは自動的に消滅しますので。そのおつもりで」
カチッ
『2万…1時間でそんなに…』
ウサダ「ふふんっ。やっとウサダの価値がわかってもらえたかな~」
『ウサダ…』
ウサダ「…」
『ん?』
ウサダ「このままウサダがいなくなったら…ヨーコの面倒…誰も見てくれないよね…」
『…大丈夫だよ。絶対ヨーコちゃんたちが助けてくれる。ねっ?』
ウサダ「…」
エンター「ずいぶんと余裕なんですね?」
『……………』
はエンターを睨んだ
エンター「あなたはゴーバスターズに返すわけにはいきません…」
ブロロロロ…
エンター「来ましたか…」
ウサダ「ヨーコ…」
エンターはを掴んで屋上から降りた
リュウジ「ちゃん…!」
エンター「1台とは少ないんじゃないですか?」
ヒロム「まだ後から3台来る!黙って待ってろ」
『(みんな…。あれ?ヒロムくん??……森下さん!!?)』
そして建物の陰にニックとヒロムの姿が
『(よく見たら…リュウジさん以外みんな違う…!!)』
エンター「何か仕掛けてるなら…一度、場を乱してみましょうか」
エンターはパソコンを開いてエンターキーを押した
ドォン!ドォン!ドォン!
リュウジ「何…!?」
離れた場所にバグゾードが2体
ドォン!!ドォン!!ドォン!!
エンター「どうします?あれは暴れますよ?ほっときますか?」
はエンターから逃れようと暴れるが、エンターはそれを許さなかった
エンター「あなたは私のものです。逃がしませんよ?」
『…っ』
~♪~♪~♪~
ヒロム《リュウジさん!プランBに切り替えます!》
森下「えっ…プランB…?」
ブォンブォンブォンブォン!!