第9章 「マシン設計図を守れ!」
『みんな!!大丈夫!?』
ヨーコ「!」
リュウジ「エンターに逃げられた」
『そっか…怪我は?ない?』
ヒロム「大丈夫だ」
ウィーン…
工場内部か関係者らしき人が現れた
ヒロム「設計図は大丈夫でしたか!?」
「はい!非常扉で何とか足止めできました」
「リュウジ…?」
リュウジ「……あ…お前カズヤか…!?」
カズヤ「やっぱりリュウジか!?」
リュウジ「久しぶり!!」
カズヤ「おう!!」
ヨーコ「リュウさん…知り合い?」
リュウジ「あぁ…高校時代のクラスメイト」
ヨーコ「へぇ~!」
リュウジ「まさかここに勤めてたとはね!びっくりだよ!」
カズヤ「お前こそなんだよ!ゴーバスターズって!信じらんないな…。マシンエンジニアになるのが夢だったのに」
リュウジ「お前はその夢…叶えたみたいだな」
カズヤ「夢……。まぁな!」
―――――
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ
暗証番号を入力し、設計図のある部屋に入った
カズヤ「ここのコンピューターは外部とまったく繋がってない。部屋自体が電波を遮断してるし、ネットを通じての侵入は不可能だ」
ヒロム「それでエンターは乗り込んできたのか…」
カタカタカタカタカタカタ…
カズヤはパソコンを操作し始める
画面にはBC-04という画面が
ヒロム「これが新バスターマシンの設計図…」
リュウジ「カズヤ、お前がこれを?」
カズヤ「まさか…。チームでだよ。エンジニアも実際なってみると地味な仕事でさぁ…。何一つ自分の好きに開発できない」
ヒロム「…エンターは開発を潰すんじゃなくて…この設計図を手に入れようとしてた…。何でだ…?」
『エンターは…この設計図を手に入れて…新しいメガゾードを作ろうとしてるんじゃないですか…?』
は黒木に設計図を狙う理由を伝えた
黒木《確かにヴァグラス側の戦力アップは考えられる。また狙ってくる可能性は高い。油断するな》
「「「『了解』」」」