第8章 「エース整備不良!?」
3人はエースの調子を見に、格納庫へ向かった
「何をいつまでもやってるんだ!!さっさと次の仕事に移れ!」
リュウジ「新人整備士か…」
「はい!!」
リュウジ「先輩に起こられてるみたいだね…」
『あれ…あの人…』
新人は階段をかけ上るが、足を踏み外してしまった
『小山さん!!』
は小山を支えた
小山「さん…!!」
ガシャン!!カランカラン…
手に持っていた工具が地面に落ちた
『大丈夫ですか…?怪我は…!』
小山「だだだだ大丈夫ですっ//!!!」
『よかった…』
小山「…ヒロムさん…!桜田ヒロムさん…!うわ…感激です…!!僕…エースの担当をしている小山って言います!いやぁ…会いたかったんです!」
『(小山さん…ずっと会いたがってたもんね…)』
ヒロム「それより先に…それお前のだろ」
小山「あっ…」
ヒロムの目の先には落ちている工具
も拾うのを手伝う
小山「エースの操縦完璧ですよね!どうしたらそんなに凄くなれるんですか!?」
ヒロム「才能と訓練。それだけだ」
小山「さすが天才パイロット…。言うことが違うなぁ…!」
「小山ぁ!!」
小山「はい!!失礼します」
小山は4人に頭を下げて階段を上って行った
『気を付けてねー…』
ヒロム「はぁ…。あんな奴がエースの担当で大丈夫か?」
『そんな…!!小山さんは一生懸命やってるよ…!!』
リュウジ「聞こえるよ」
ヨーコ「まずい…聞こえちゃったみたいだね…」
小山は階段の上で立ち止まっていた
『小山さん…』
小山は走って階段をかけ上がった