第49章 仕掛けられていた罠
エンター「あなたですよ。あなたが私の…バックアップです」
ヒロム「!!」
ヒロムは明らかに動揺していた
ヒロム「俺が…お前のバックアップ…?」
ニック「バカなこと言うな!!何でヒロムがそんなことできるんだ!!」
エンター「できますよ。正確には…レッドバスターの中にあるカードが…ですけどね」
みんなはヒロムを見る
リュウジ「ヒロムの中に…?まさか…」
ヨーコ「うそ…」
エンター「メサイアのカードをお見せしたあの日…。1枚をレッドバスターの中に。13番は特別なカードです。全てのデータが集まるカード…。これまでメタロイドが集めたデータは全て…13番に転送されています。もちろん、私のデータも」
ヒロム「…!!」
ゴリサキ「え…!?それがエンターのバックアップ…!?」
エンター「ウィ。私が削除されれば…そのデータを使って復元されるようにプログラムしてあります」
ヒロム「俺が…」
マサト「なるほどな…。それで復活したお前が…ヒロムのウィークポイントを知ってたってわけか」
リュウジ「13番目のカードはヒロムのデータを集めてた…。そうだな…!?」
エンターは笑った
ヨーコ「そんな…!」
エンター「ゴーバスターズ。私を完全に削除したければ…まず倒すべきは…レッドバスターですよ?」
エンターはヒロムを見て笑う
エンター「それではピンクバスター…あなたとはまた後ほど会うことになるでしょう…」
『な…っ』
エンターはの手首に口付けた
エンター「サデュ、ゴーバスターズ」
エンターはを離して消え去った
ニック「お、おい!!」
リュウジ「大丈夫?ちゃん」
『はい…』
基地に戻ってきたゴーバスターズ
ヒロムは訓練室に閉じこもっている
その頃たちは司令室にいた
仲村「ヒロムくんの中にカードがあるのは間違いないようです」