第5章 「特命と決意」
ヒロム「ニック、この周辺に他にタンクは?」
ニック「…無いと思うぞ?タンクは地区ごとに1つぐらいしか……あった!あの山越えるともう別の地区なんだ!タンクがある!」
ヒロム「誤差がどう出るにしろ…どっちも狙える」
~♪~♪~♪~
モーフィンブレスが鳴った
仲村《敵メガゾード転送完了まであと2分です》
ヒロム「全員で向こうに行けば今度はこっちが狙われる。俺がニックと行きます。敵メガゾードにはエースが有効だし」
ヨーコ「でも腕の怪我…」
ヒロム「のおかげで大丈夫だ。ニック、行くぞ」
ニック「OK!」
ガッ…
ヒロム「!」
リュウジがヒロムを止めた
リュウジ「1つだけ確認」
ヒロム「…何ですか?」
リュウジ「さっきの戦い…お前やけになってないよな?」
「「『……………』」」
リュウジ「いきなり戦う目的否定されるのはキツいし…気持ちもわかる…。でも無茶はするな。いいな」
ヒロム「……あぁ、司令官の言ってたことですか!」
リュウジ「…………」
ヒロム「忘れてました」
リュウジ・ヨーコ「は?」
ヒロム「俺の目的は変わってませんよ。転送された人たちを生きて戻す」
リュウジ「わかってる。俺だってそうしたい。けど聞いただろ…普通の人間は転送には耐えられない」
ヒロム「…俺たちは転送されて生き残りましたよ」
リュウジ「ワクチンプログラムのおかげでね?」
ヒロム「センターの人にもそれができたかもしれない。俺はできたと信じてる。あの時から…13年間ずっと。今も。だから…無茶はします」
リュウジ「ヒロム…」
ニック「………!!避けろ!!」
「「「『!!』」」」
後ろからカッターが飛んできた
カッターロイド《気付くのが遅かったな!お前たちはここで切られる!!》
リュウジ「ヒロム!!ニック!!行け!!」
《イッツ モーフィン タイム》
「「レッツ モーフィン!!」」
カッターはヒロムとを狙っていた
『!!』
ヒロムに向けて放たれたカッターは、ヨーコとリュウジが
はイチガンバスターで撃ち落とした
リュウジ「早く!!」
ヒロムはメガゾードの元に向かった
仲村《転送完了まであと10秒。9、8、7、6、5、4、3、2、1、来ます!》