第39章 実況!エースデスマッチ
『でもなぜ…記憶を塗り替える必要があったんですか…?』
黒木「それが…お前の両親の頼みだったからだ」
『両親の…?』
マサト「前から言われてたんだよ。「俺たちにもしものことがあったらの記憶を替えてくれ」ってな…」
『何で…』
マサト「さぁな。けど…ちゃんを思ってのことだろ。あの2人…ちゃんのこと大好きだったからな」
『……………』
の目から涙が零れた
憎んでいた私は何だったんだろう…
お母さんやお父さんの気持ちも考えないで…
『(思い出したよ…全部…)』
ネココ「黙ってて悪かった…。いつかは話さなきゃいけないと思っていたが…」
『いいよネココ。ごめんね…ネココたちのこと考えてなかった…』
はネココを抱き締めた
『司令官も…陣さんも…ネココも…ずっと苦しかったのに…っ』
ネココ「…」
『本当のことを話してくれてありがとうございました…』
黒木「…すまなかった」
『謝らないでください…。本当のことが知れて…よかったです』
フラッ…
ヒロム「!」
よろけたをヒロムが支えた
リュウジ「大丈夫…!?」
『大丈夫です…ごめんなさい…』
ヨーコは黙ってを抱き締めた
『う…っ…うぇぇぇぇぇ…!!!』