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特命戦隊ゴーバスターズ

第39章 実況!エースデスマッチ




バサッ


が資料室の前を通ると何かが落ちる音が聞こえた

『…?』

は資料室に入った

『誰かいるんですか…?』

しかし声はない

『あれ…?』

が中を見て周ると1つの資料が床に落ちていた

『なんだ…これが落ちただけか…』

は資料を拾い、元に戻した

『…あれ?』

“神秘のカケラ 製作記録”

『製作…記録…?』

はその資料を手に取り中を開いた

神秘のカケラ

バスターマシンのパワーアップのために製作することを前提とする

製作工程は企業秘密とする

『何これ…』

は次々とページをめくった

そこにはなぜかのことまで書いてある

2年前 交通事故
 意識不明の重体

『交通…事故…?』

その時、の脳裏にある記憶が

《きゃぁぁぁぁぁ!!》

《子供が車に引かれた!!》

《誰か救急車を呼べ!!早く!!》


《パパ…ママ…助けて…》

『え…?』

はページをめくった


の記憶の塗り替えに成功
今のところ問題なし

『塗り替え…?』


ドクンッ!!


『!!』


《!逃げて!!》

《お前は生きるんだ!!早く逃げろ!!》

《ママ!!パパ!!ヤダ!!どこに行くの!?》

《早く逃ろ!急げ!お前までメサイアに取り込まれる!!》


『メサイア…ウイルス…メモリーカード…』

そうだ…あれは…
殺されたんじゃない…
メサイアに取り込まれて…!!

マサト「ちゃん?」

『!!』

入り口に陣が立っていた

『陣さん…』

マサト「どうした?そんな驚いた顔して…」

陣はの持っている資料を見た

マサト「お前…それ見たのか…!?」

『陣さんは知ってたんですね…』

マサト「…やっぱ突き通すのはムリだったか」

『…何で私ここにいるんですか…?意識不明の重体で…どうしてここに…!?』

マサト「ちゃん…」

『塗り替えたってどういうことですか…?もうわけが…』

マサト「………」

『全部説明してください…。何がどうなってるんです…?』

マサト「…わかった。行こうぜ、黒リンのとこ」

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