第38章 黒と白の花嫁
~♪~♪~♪~
森下《メタロイド、S-104ポイントに移動中》
ヒロム《了解!》
ゴーバスターズは現場に向かった
~♪~♪~♪~
仲村《メタロイド、H-108ポイントに移動です》
ヒロム「こっちだ!」
~♪~♪~♪~
森下《M-341ポイントにメタロイドの被害者が!》
マサト「何だよ…!」
ヒロム「こっちだ!」
~♪~♪~♪~
仲村《K-253ポイントの結婚式場にもです》
ヒロム「あー!ちょっとストップ!!こっち!」
森下《メタロイド見失いました…》
ヒロム「参った…。結婚式がこんなにあるなんて…」
リュウジ「了解。司令官が上層部と掛け合って、メタロイドを削除するまで結婚式の中止勧告を出すって」
マサト「ま、当然だな。狙われるってわかってて、結婚式もねぇだろ!」
ヨーコ「中止か…。長谷川先生の結婚式…明日だったのに…」
『ヨーコちゃん…』
マサト「長谷川先生って…?」
ヒロム「あぁ…。ヨーコの初恋の人ですよ」
リュウジがすかさずヒロムの腕を掴んだ
余計なことを言うなと言わんばかりに…
マサト「初恋…?」
ヨーコ「うん!あのね、すっごく優しい先生だったの!昆虫博士だった!」
~♪~♪~♪~
仲村《敵メガゾードの転送完了時間出ました。あと20時間。明日の12時です》
ヒロム「明日!?遅いな…」
J「俺のことか!!」
マサト「違ぇよ!!」
『(どこに行ってたんだ…)』
ヒロム「ヨーコ、先生の結婚式…明日って言ったよな?」
ヨーコ「ん?」
―――翌日―――
ヨーコ「長谷川先生~!!」
長谷川「ヨーコ!久しぶりだな~!」
ヨーコと長谷川は抱き合った
ヨーコ「うわ~!!すごく会いたかった!!」
長谷川「大きくなったなぁ~!それに、女の子らしくなった!」
ヨーコ「ホントに!?」
『ヨーコちゃん可愛い…』
リュウジはそんなヨーコの元に行き、長谷川とヨーコを離した
リュウジ「長谷川先生ですね。特命部の岩崎です」
長谷川「あぁ~!どうも!」
長谷川と握手をするリュウジ
リュウジは手に力を入れた
長谷川は痛そうに体をよじった
そんなリュウジを止めるヒロムとヨーコ