第35章 敵はビートバスター!?
仲村「敵メガゾード、1体目の転送完了まであと5分。タイプはα(アルファ)」
森下「武梨地区、T-194ポイントに陣さんとメタロイドです!」
リュウジ「やっぱり俺たちを分散させる気か…」
ヒロム「司令官!!俺が行きます。陣さんに街を破壊させるわけには…」
黒木「陣の方は操られている以上…手加減はないぞ。勝てるか」
ヒロム「勝ちます」
みんなはヒロムを見た
リュウジ「まだ勝てないのか…何て言われちゃったしね」
ヒロム「リュウジさんも言ってたじゃないですか。今の陣さんはふざけすぎだって。少しビシッと…」
ダンッ…
Jがテーブルを叩いた
『J…?』
J「あれは…陣の癖だ」
ヒロム「…癖?」
J「陣がふざけるのは…泣いているときだ」
「「「『!!』」」」
―――――
ヒロムは陣の元に向かった
ヨーコとリュウジもバスターマシンに乗り込んだ
はモニターを見ながら涙を流していた
仲村「敵メガゾード転送完了まであと10秒。9、8、7、6、」
黒木「GT-02、RH-03、発進!」
仲村「3、2、1、来ます!」
J《陣がふざけるのは…泣いてるときだ》
「「「『!!』」」」
J《悲しいときほど…ふざける》
どうして気づいてあげられなかったんだろう
彼の寂しさや苦しみ…悲しみに
気づいてあげられていたら…もう少し楽になれていたのかもしれないのに…
仲村「2体目転送完了まであと10秒!」
しかしそんな中、ウサダとヨーコがメガゾードに吸収されてしまった
『お願い…無事に…戻ってきて…っ』
仲村「3、2、1、来ます!!」
2体目のメガゾードの攻撃で、ゴリサキが操られてしまった