第31章 メサイアシャットダウン
『…っ!!』
リュウジ「大丈夫…?ちゃん」
『あ…大丈夫です…』
ウサダ「ねぇこれ見て。トレビアーンだって」
ウサダが1枚の写真を拾った
ヨーコ「何それ…エンターみたい」
ヒロムは床にあったゴーグルを拾った
ヒロム「…!!」
ヨーコ「これの名前と…エスケイプの銃の名前が一緒…?」
ヒロム「あぁ…。母さんが大切にしてた…ゴクとマゴク。ニックは偶然だって言ったけど…俺はそうは思わない」
リュウジ「まさか…エスケイプはお母さんのアバターだって言いたいのか…?」
ニック「ないないない!!全っ然似てないし!!」
ヒロム「あぁ。だから何でだってずっと考えてた。でも…この写真を見て思いついた」
それは床に散らばっていた写真だった
ヒロム「エスケイプの銃の名前。これは母さんから。でも…他は別の人たちから…顔とか…体とか…ゴーグルとか…フランス語とかの中身まで…。つまり…エンターとエスケイプはここにいた人たちのデータを寄せ集めて…合成されたアバターなんじゃないかって…」
リュウジ「なるほど…。合成されたアバターね…。問題は…」
ヒロム「このデータの元になった人たちは…どこにいるのか…」
リュウジ「転送は…普通の人間には耐えられない…。亜空間の環境も…」
ウサダ「まさか…もう…!」
ヨーコ「でも…!!ヒロムの音さんから連絡はあったよ?陣さんが本物だって…!」
ヒロム「……………」
ドカッ!!!
研究室にバグラーが入ってきた
4人はイチガンバスターで一気に倒した
ヒロム「とにかく先へ行くしかない…。メサイアを目指す」
4人は研究室を出て、メサイアを目指した
ヒロム「ニック、ゴリサキ、ウサダ、いいな。お前たちはバスターマシンで待機。15分たっても俺たちから連絡がなかったら突っ込め」
ニック「OK!」
ウサダ「任せといて!」
ゴリサキ「みんな、気をつけて!」
4人は走り出した