第28章 暴走コンビで迷宮脱出!
ゴーバスターズは急いで現場に駆けつけた
そして工藤博士に話しを聞こうと、研究室を訪ねた
工藤「おかしなことですか?特に何もありませんね…」
リュウジ「実はこの近くでヴァグラスの目撃情報がありまして…」
ヨーコ「博士の研究を悪用しようとしているかもしれないんです」
工藤「…物騒な話ですね…。何か気づいたことがあったら連絡いたします」
マサト「いや~!どうもどうもどうも!」
リュウジ「先輩!ちょっと!」
マサト「初めまして」
工藤「何だね君は…!」
マサト「私、天才エンジニア陣マサトと申します」
工藤「…………」
マサト「お会いできて光栄です。で、こっちが私が作ったバディロイド。ほら、お前も握手してもらえ!」
J「わかった!俺と握手だ!」
Jは工藤の手を握り締めた
マサト「ホントに怪しい奴見ませんでした??」
工藤「見てないって…言ってるだろ…!」
マサト「…可愛いですね」
陣は机の上にあった写真を見た
マサト「娘さん…ですか?」
工藤「勝手に触るな!もういいから帰ってくれ!な!仕事の邪魔だ!」
ゴーバスターズたちは研究室を追い出された
―――――
ヨーコ「も~!陣さんのせいで追い出されちゃったじゃないですか!」
マサト「いや、あれでいい。J、どうだった」
J「俺の分析によれば、博士は嘘をついている。心拍の上昇、汗の成分が教えてくれた」
ヨーコ「あの時の握手で?」
ヒロム「娘さんの話をしたときの慌て方は普通じゃない」
『それに、写真立てが割れてた…』
ヒロム「何かあったのは間違いなさそうだな…」
そこに話を聞いてきたリュウジが戻ってきた
マサト「で、そっちはどうだった」
リュウジ「警備の人の話では…今日ここに娘さんが来てるみたいです。工藤ミサキ、17歳」
ヨーコ「17歳!?」
リュウジ「さっきのは小さい頃の写真だね」
ヒロム「とにかく、調べましょう」