第24章 意志を継ぐ者
今日はヨーコの誕生日
みんなでヨーコの誕生日パーティーを開いた
ニック「ヨーコ!聞いてください…。1、2、1、2、3、4!!」
ニックの掛け声とともに4人のバディロイドたちがバースデーソングを熱唱
その下手さにみんな笑うしかなかった
ニック「ストップ!!お前ら…合わせろって!音楽センス無いのか~?」
ウサダ「ニックが勝手にロック調で歌うからでしょ!!」
ゴリサキ「ゴメン!俺音痴だから…」
ネココ「大丈夫だ!ニックが一番音痴だ!」
ニック「何!?」
ヒロム「おい、揉めんなよ」
ヨーコ「大丈夫だよ!もう1回やれば??」
ニック「そう!?じゃあ、最初から…。1!2!」
歌いだそうとしたその時、司令室の扉が開いた
マサト「ハッピーバースディ!ヨーコちゃん!」
J「この俺が祝いに来た!」
マサト「J!」
Jの手には大きな花束が
陣はその花束をJから奪った
マサト「17歳、おめでとう」
陣はヨーコに花束を渡した
ヨーコ「うわぁ~!ありがとう!」
―――――
場所を変え、屋上でバーベキューを始めた
マサト「いや~、ヨーコちゃんも17歳かぁ~。俺なんか生まれたときから知ってるからなぁ。ちゃんも」
『私もですか?』
マサト「おう」
ヒロム「生まれたとき?え?じゃあ陣さんヨーコとのお母さん知ってるんですか?」
ニック「そりゃそうだろ!同じセンターにいたんだから合った事ぐらいあるって」
マサト「そんな程度の知り合いじゃねぇよ。ま、仕事仲間ってとこだ」
は立ち上がり、フェンスに寄りかかった
リュウジ「(ちゃん…)」
ヒロム「でも陣さん、メガゾードの開発だったんですよね?」
マサト「あぁ~…」
ヨーコ「私のお母さんもそっち系だよ?メガゾードのパイロット」
「「「え!?」」」
マサト「優秀なパイロットだ。俺のメガゾードのテストはいつも…彼女に頼んでたんだ」
ヨーコ「え!それは知らなかった」
ウサダ「うん、ウサダも知らない」
マサト「あぁ、ヨーコちゃん小さかったし。そりゃ覚えてねぇか!…最高にかっこよかったぜ。下手なドレスより、パイロットスーツの方が似合ってた」
ヨーコ「へぇ~!聞きたい聞きたい!」
それからはヨーコの母親の話で盛り上がった