第23章 美しきアバターエスケイプ
「あら…?ゴーバスターズを知ってるの…?じゃあ紹介してもらおうかしら。とってもイイモノらしいじゃない」
謎の女は子供たちに近づいた
翔太「お…俺は…」
「それともあんたを撃てば…飛んでくるとか?」
女は子供に武器を突きつけた
「「わぁぁぁ!!」」
ヒロム「待て!」
「………」
ヒロム「ここにいる」
ヒロムは変装を取った
ヒロム「俺がゴーバスターズだ」
「すげー!ホントだったのかよ翔太!」
翔太「え…」
「あははは!!そう…あんたなの…。今すぐ試したいわぁ…どれぐらいイイモノか…」
ヒロム「頼む!!助けてくれ!!あ、いえ、助けてください!!」
「はぁ…?」
ヒロムは土下座した
『(何か…こういうの見るの嫌だな…作戦とはいえ…)』
そう、これはヒロムの考えた作戦
ヒロム「俺にはわかるんだ。あんたが強いこと!俺は…俺は死にたくない!!助けてください!!」
会場中はざわつく
「最悪…」
ガッ!!
女はヒロムを蹴り飛ばした
「ここにイイモノはないわね。じゃあ後はメガゾードにつ潰してもらいましょう。ビルごと」
謎の女とバグラーたちは消えた
『動かないで、治すから』
顔を蹴られたヒロムの口元からは血が出ていた
子供たちが何か言ってるけど無視無視…
~♪~♪~♪~
リュウジ《ヒロム、ちゃん!今なら出られる!中の人の非難を!!》
『了解!』
2人は扉を開いた
『みなさん!!ドアが開きました!!』
ヒロム「非常階段から非難してください!!」
客は順番に外へ出て行く
『残ってる人はいませんか!?逃げてください!』
ヒロム「大丈夫。みんないない」
『でもよかった…ここで戦いにならなくて…。ヒロムくん、お芝居うまいね』
ヒロム「どーも。さ、俺たちも行こう」
『うん』
ヒロムとが非常階段に行くと…
さっきの男の子…瀬川翔太がまだいた
ヒロム「おい、どうした。早く逃げるぞ」
ヒロムが翔太の背中を押した
しかし翔太はそのヒロムの手を振り払った
翔太「何で…!?」
ヒロム「ん?」
翔太は下を向いた
『とにかく…ここは危ない。行きましょ』
ヒロム「あぁ」
3人は走り出した