第22章 さらばブルーバスター
バタンッ!!
勢いよく扉を開けて入ってきたのはゴリサキだった
ゴリサキ「リュウージー!!!」
ニック「うわぁ!!」
『ゴリサキ…』
ゴリサキ「死ぬなぁ!!!」
ゴリサキは寝ているリュウジを揺さぶった
『ちょっと落ち着いて!ゴリサキ!』
みんなでゴリサキを止める
ヒロム「!リュウさん頼む!」
『うん!』
みんなはゴリサキを医務室から出した
『あんなに取り乱して…どうしたんだろ…』
ガチャッ
ゴリサキ「リュウジ…」
心配そうにリュウジを見つめるゴリサキ
『??』
~♪~♪~♪~
森下《中谷地区、N-191ポイントでエネトロン異常消費反応!》
『了解』
ヒロム《!!》
『ヒロムくん…!?』
ヒロム《リュウジさんを見張っててくれ!!絶対に戦わせるな!!》
『は…??』
ヒロム《いいから!!メタロイドは俺とヨーコで倒す!》
『わ…わかった…』
通信があった数時間後
リュウジ「ん…」
『あ…目が覚めました…?』
リュウジ「ちゃん…?あれ…俺…」
『よかったぁ!元に戻ったぁ…』
リュウジ「暴走しちゃったか…」
『空調が壊れちゃったんです。でももう直りましたから』
リュウジ「ありがとう」
『はい♪』
リュウジ「あのさ…」
『はい??』
リュウジ「暴走してるとき…みんなに迷惑かけなかった…?」
『あー…』
リュウジ「正直に言って!俺…記憶が…」
『えーと…まぁ…司令官のこと殴ろうとしてましたね…』
リュウジ「!!!」
リュウジはショックを受けた
『あ、でもっ!!熱暴走なら仕方ないっていうか…!!』
リュウジ「コヨミちゃんには…?」
『え…』
リュウジ「ちゃんには何もしなかった!?」
『あ、はい、特には……!』
リュウジ「特には……?」
『……飲み物飲ませろ、くらいですよ!』
リュウジはベッドに倒れた
リュウジ「ホントごめん…」
『いえ!気にしないでください!』