第21章 5体結集!グレートゴーバスター!
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深夜
もう暗くなっているロビーに小さな明かりが灯っていた
『(こんな遅くに誰だろう…。それにこの優しい音色は…)』
はまだバスターマシンの整備の途中だが、少し休もうとロビーに来たのだった
そこにはヒロムの背中が
優しい音色はヒロムの鳴らすオルゴールだった
『ヒロムくん…?』
ヒロム「!!……」
『どうしたの…?こんな遅くに…』
ヒロム「いや…ちょっとボーっとしてた」
『そっか…』
寂しそうに見えたのは気のせいかな…?
ヒロム「こそ、何してんだよ。こんな遅くまで」
『私はまだバスターマシンの整備の途中だから』
ヒロム「こんな時間まで?」
『まぁ…。整備以外にもやることあるし…』
ヒロム「何すんだ?」
『明日のみんなの朝ごはんのメニューを考えて、みんなの戦闘能力を考慮したトレーニングメニューの作成…かな』
ヒロム「いつもやってるのか?」
『もちろん。それが私の役目だもん』
ヒロム「いつもサンキュ」
『え!?』
ヒロム「…何だよ」
『ううん。何でもない』
ヒロム「何だよ!」
『何でもないってば!』
ヒロム「教えろよ」
ヒロムの顔が近くなる
『あ…』
あの時のことを思い出して顔が赤くなる
ヒロム「!!」
ヒロムはすぐに顔を逸らした
ヒロム「…もう寝るわ!」
『う、うん!!おやすみ!』
ヒロム「」
『?』
ヒロム「あんまりムリしないで…頼れよ」
『ヒロムくん…』
ヒロム「じゃ」
ヒロムは部屋に帰って行った
『ヒロムくん…大丈夫かな…』