第17章 亜空間から来た男
ヒロム「わからない…?」
ヨーコ「転送された人たちのこと…全然わからないんですか…?」
マサト「あの夜、俺はクリスマスパーティーを欠席して仕事してたんだ。別ブロックで。転送されたあともバラバラだったし」
J「俺は…ずっと陣と一緒に…」
Jの言葉を陣が止めた
マサト「他の人間とは、亜空間で会ったことはない」
ヒロム「そうですか…」
リュウジはヨーコの肩に手を置いた
マサト「でも、1つだけ。亜空間で拾ったもんだ」
陣はヒロムに渡した
ヒロムは箱を開ける
陣とJはその場を去った
それをは追いかけた
『陣さん!!』
マサト「おっ、ちゃん」
『教えてください!!カケラのこと!!陣さんは…何を知ってるんですか!?』
マサト「ちゃんはさぁ」
『はい…』
マサト「両親を憎んでるか…?」
『え…?』
マサト「どう思ってる?」
『私は…両親のせいで…ゴーバスターズになれなくなるところでした…。エンターが両親を殺してくれたおかげで…』
マサト「ゴーバスターズになれた?」
『はい』
マサト「憎んでるのか…」
『それが何か…?』
マサト「お前は少し勘違いしてるな」
『え…?』
マサト「でもそれはまだ知らなくていい」
『それってどういう…』
マサト「またな!」
陣とJは消えた
『勘違い…?』
は陣から言われた言葉にただ混乱するだけだった