第16章 金の戦士と銀のバディ
―――特命部―――
ヒロム「司令官は会ってたんですか!?彼に…」
黒木「あぁ。亜空間の研究分析班が、謎の通信をキャッチしたんだ。陣マサトを名乗る者からの。あり得ないと思いつつ、指定された場所で…共にヴァグラスと戦うために戻ってきたと。当然、すぐに信じられるような話じゃない。もう少し確証を得たら…お前たちに伝えるつもりだったんだが…」
ヨーコ「でも…本物ですよね?リュウさんのこともわかってたし…」
リュウジ「いや、決定的におかしなことが1つ」
リュウジは自分のロッカーから1冊の本を出した
リュウジ「13年前の先輩の写真だ」
リュウジはあるページをみんなに見せた
ウサダ「うそ!!」
『全然歳とってない…!!』
ニック「亜空間は竜宮城か!?」
リュウジ「偽者って考える方が自然かもね…。エンターの罠とか…」
ヒロム「あり得ますね。天才エンジニアにしては、不真面目すぎるし」
リュウジ「いや、性格は元からあんなんだったけど」
ヒロム「え?」
ゴリサキも頷いた
ヒロム「とにかく、陣マサトはわざとメタロイドを逃がしたようにも見えました。信用するのは危険だと思います」
森下「メタロイド発見。ポイントは頼戸地区、R-084」
ヒロムはニックに乗り、ヨーコとはリュウジの運転する車に乗ってポイントに向かった
メタロイド《ゴーバスターズ…!》
ニック「俺が相手だ!かかってきやがれ!」
リュウジ《ドライブもここまでだね》
ヨーコ《エネトロンも没収!》
メタロイド《お前たち…!!本当に私を怒らせてしまいましたよ!!死んでもらいましょう!!》
メタロイドは暴れだした
暴れだしたメタロイドに歯が立たない4人
メタロイド《バカが!!》
メタロイドは4人に発砲攻撃
『何…この力…っ』
メタロイド《どうしました…?》
ヒロム《気をつけろ!!かなりのパワーだ!》
仲村《敵メガゾード、転送完了まであと3分》
4人はメタロイドに向かっていくがまったく歯が立たない
ヨーコ《どうする!?分散する!?》
ヒロム《メガゾードのタイプはγ(ガンマ)だ。ゴーバスターオーでないと》
リュウジ《うわぁ!!》
ヨーコ《うっ!!》
『きゃぁっ!!』
ヒロム《うわっ!!》