第16章 金の戦士と銀のバディ
ガシャン!!
バサバサバサバサッ!!
ゴリサキ「あぁっ!!リュウジの思い出コレクションが!!」
ヒロム「思い出コレクション?」
リュウジ「そんなとこに…。もう捨てろって言ったろ??」
ゴリサキ「いや…こういうのが後で懐かしくなるものだから…」
ウサダ「何何??どんな思い出?」
ヨーコ「見たい見たい!」
『私も~!』
リュウジ「大したもんじゃないよ。古いガラクタばっかりだって」
ヨーコ「あ!!生徒手帳!リュウさん若~…!」
リュウジ「いいでしょ!しまってしまって!」
ヒロム「ロボットコンテスト…準優勝?」
『えっ…すごいじゃないですか!!』
リュウジ「素人の大会だよ。まぁ…2位だったのはかなり悔しかったけどね。審査員の批評もちょっと納得できなかったし」
ヨーコ「何て言われたの?」
リュウジ「完璧を求めるだけじゃおもしろくない…」
ヒロム「何ですかそれ?ロボットなら完璧求めて当然ですよ!」
ニック「ん?何で俺を見るんだよ!」
ヒロム「別に見てない」
リュウジ「まぁ俺もそう思ってたんだけどさ」
ゴリサキ「その審査員、リュウジが憧れてた先輩なんだ」
ヒロム「憧れてた先輩って…確か…」
リュウジ「あぁ…。転送研究センターで…開発を担当してて…13年前…ヒロムのお父さんたちと一緒に亜空間に転送された…陣マサト。天才エンジニアだ」
ビー!ビー!ビー!
特命部の基地に警報が鳴り響いた
森下「響地区、H-152ポイントでエネトロン異常消費反応!」
仲村「敵メガゾードの転送反応確認、タイプはγ(ガンマ)、転送完了まであと21分15秒」
黒木「ゴーバスターズ、出動!!」
「「「『了解!!』」」」
4人は現場に向かった