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*スーツを着た狼*【R18】

第11章 酔っ払いとの戯れ





「お前の中…とろっとろだな」

「んっ…」

耳を甘噛みされながら、後ろから両胸をやわやわと揉まれる。
それが堪らなく気持ち良くて…

(だめ…勝手に腰が動いちゃう…っ…)


「んッ…、今日のお前…すっげーエロい」

「ぁっ…」

またすぐに律動を再開させる先輩。
下から突き上げられる度、はしたない声を上げてしまう。


「せんぱっ…、もぅ…っ…」

「ああ…何度でもイかせてやる」

「ぁんっ…」

胸を弄っていた彼の手が敏感な芽に触れた。
中を擦られながらソコを弄られあっという間に昇り詰める。

(…もうイっちゃ……!)

頭が真っ白になった瞬間私は達した。
直後先輩も「んっ…」と声を出し私の中で欲を吐き出す。
その感覚にまた身震いしながら、私はそのまま意識を手放してしまった…










(…やっぱり恥ずかしい……)

翌朝…
昨夜は突然の泊まりだったので当然着替えを持っておらず、私は先輩に借りたシャツを身に着けていた(下着は洗濯中)。
「まだ寝てろ」と気遣ってくれた彼は、キッチンで朝ご飯を作ってくれているのだが。

(…私も何かお手伝いしたいな)

この間も作ってもらっちゃったし…
そう思い、ベッドから出て彼の元へ向かった。



「先輩、やっぱり私にも手伝わせて下さい」

「………」

そう申し出たが、彼はこちらを見下ろすだけで無言だ。


「…先輩?」

「そのカッコ…思ったよりヤベーな」

「え…?」

「すっげーエロくて、昨日散々お前の事抱いたのにまたヤりたくなってきた」

「なっ…」

火を止めた彼が私の体を引き寄せ唇を重ねてくる。


「ちょっ…、先輩…っ…」

「…そういや下穿いてないんだっけ」

「きゃっ…」

厭らしくお尻を揉まれ私まで妙な気分になってきてしまった。


「…飯…もうちょい後でいい?」

「っ…、ダメですよ…」

「ダメって顔してねーけど?」

「ぁっ…」

「…先にお前の事食わせて?」

「……、」

そう甘く囁かれれば、私はもう抵抗なんか出来なくて…


「…1回……だけですよ?」

「…それはお前次第」

「っ…」


結局私たちは、飽きもせず朝からまた体を重ねてしまうのだった…



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