第7章 打ち明けられた想い

「…横向けるか？」

繋がったまま笹木の体を横に向かせ、その背後に回って俺も寝転ぶ。
そして包み込むように、後ろからぎゅっと彼女を抱き締めた。


「…ちょっと休憩な」

「……、」

せっかく笹木の中にいるのに、こんなに早く果てるなんて勿体ない。
俺は側位の体勢で、彼女の首筋や肩に短いキスをした。
そんな些細な刺激にも敏感に反応する笹木が可愛くて苛めたくなる。


「これだけじゃ…物足りない？」

「っ…、ちが……」

「…嘘つけ」

「ぁんっ…！」

一度だけ奥を突くと、可愛い声を出し中を締め付けてくる彼女。
本当はもっと焦らすつもりだったが、これでは俺の方が持たない。
俺は彼女の片脚を抱え、ゆっくり律動を再開させた。


「ぁっ…、待ってくださっ……」

「…ん…、無理…ッ…」

彼女の耳を愛撫しながら、後ろから何度も腰を打ち付ける。
その度にうねって俺のモノに絡みついてくる秘部がひどく厭らしい。


「ココも…好きだろ？」

「あぁっ…！」

中を突きながら陰核も弄ってやる。
すると今までにないくらい、彼女の中は俺を締め付けてきた。
…今度こそ俺も限界だ。


「笹木…ッ…、」

「ぁっ、あぁん…っ！」

もう一度彼女の体を仰向けにさせ、ラストスパートとばかりに無我夢中で抱く。
シーツを握りしめている彼女の手を取って自分の背中へ回させた。


「先輩…っ、もぅ……！」

「ああ…、俺も……ッ…」

互いの唇を合わせて舌を絡ませる。
可愛い…愛しい…壊したい…
一瞬の間に色んな感情が渦巻いて頭がおかしくなりそうだった。
そんな中彼女が先に達し、俺も呆気なく後を追うように果てる。
本能的に腰を押し付け、一番奥でびゅるびゅると放った白濁…
避妊をしているとはいえ、笹木を自分色に染めたような気分になって神経が昂る。
こんなに気持ちのイイセックスも、こんなに長い射精をしたのも初めてだった。


「…笹木……、」

呼吸が整わないうちにもう一度キスをする。
笹木は蕩けきった顔でそのキスに応えてくれた。


「なぁ…まだ出来るか？」

「…え……、」

彼女は戸惑っていたが、俺は１回で終わらせるつもりなんかない。
何せ３年分も溜まっているのだから…



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