【ツキプロ】 ALIVE SOARA中心夢小説まとめ
第3章 どんな時でもそばにいて(大原空)
(あ、やばい)
直感的にわかる。まずいやつだ、って。
血の気が引いてきて、腹部に違和感。
(今日は空とデートなのに!)
予定通りならまだ3日は大丈夫なはずだったのに、一気にテンションが下がる。どうしよう、と思うけど、正直毎度とっても重たくて薬なしでは乗り切れないほどの私は即メールを送った。
『空、今日デート行けなくなっちゃった。ごめんね。少し風邪引いて...うつすわけにもいかないし』
少し、いやかなり嘘だが、こう書いておけばきっと大丈夫だろう。薬を飲んで、本格的に痛み始めたお腹にゆたんぽをかかえて一眠りすることにした。