第2章 ひまわりの彼
大貴、花凛「ごちそうさまでしたー!」
大貴「そういえばいつも花凛には感謝してばかりだからさプレゼント買っといたんだ!はい、これ!」
花凛「…あ!これ私が欲しかったネックレス!大ちゃん最高!!」
大貴「よかった〜!花凛が笑ってくれた〜」
花凛(大ちゃん私のこと心配してたんだ…)
花凛「ごめんね心配かけて。でももう冗談はダメだよ!食べたいとかそんなこと彼女でもない人に言っちゃダメ!」
すると、大ちゃんから衝撃の言葉が出た
大貴「え、俺たちって付き合ってないの…?」
花凛「え、…?は…?いつから付き合ってるの…?告白も何もなかったじゃん!」
大貴「告白とかいるの…?花凛も俺のこと好きだと思ってたから暗黙の了解かと」
花凛は状況の整理が追いつかなかった
たしかに日頃から学校の友達にカップルだと勘違いされることはよくあった
でも大ちゃんはただスキンシップが好きで人懐っこいだけだと思ってたから…
余計に花凛は混乱する
花凛「大ちゃんごめん…家に帰って…ちょっと頭痛が…洗い物はやっとくから気にしないで…」
大貴「え、頭痛いの?大丈夫?尚更帰れないよ」
花凛「いいから!帰って!!」
花凛は大貴を無理矢理追い出した
大貴はすごく悲しそうな顔をしていた
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花凛はずっと悶々と考えていた
花凛「大ちゃんは私が好き…でも私は…大ちゃんが好き…??いやいやいやそんなこと思ったことなかったし…でも嫌な気持ちはしなかったし、どちらかというと嬉しかったし…」
花凛は布団に潜った
花凛「あ〜もうわかんない!!!でも謝ろう!!!大ちゃん悲しそうな顔してたし!うん!寝よ!!!」
花凛はそのまま眠りに落ちた