第2章 ひまわりの彼
二人は花凛の家に着いた
大貴「よーし!ケーキ作るぞー!まずは形から入らないとな!!」
大ちゃんはそういうとオレンジのチェックのエプロンをつけ前髪をオレンジのゴムでちょんまげにした
二人は手を洗い調理をはじめた
大貴「ふむふむ…卵、小麦粉、…あぁ、入れすぎた……さっぱりわからぁぁん!!!」
花凛「仕方ないなぁ…生地の方はまかせて!大ちゃんはチョコクリーム作ってて!!」
大貴「了解!!…まってクリームどうやって作るの??」
花凛「もうだめだなぁ…(笑)こうやってこうするんだよ!」
大貴「花凛、お前天才だな!花凛ならパティシエになれるよ!」
花凛「もう、大袈裟!!」
数分後
大貴、花凛「ブッシュドノエルできたー!!!!」
大貴「サンタさんのせよーぜ!!」
花凛「わ〜可愛い!!」
2人はインスタ映え〜〜とか言いながらケーキの写真を撮っている
大貴「まって!!!ご飯用意してないよ!!チキンとか!!」
花凛はドヤ顔で何かを取り出しはじめた
花凛「実は…昨日の夜から用意しておきました!自家製のチキン!フライドポテト!…は冷凍…ポテトサラダ!…はスーパーの惣菜…だけど(笑)」
大貴「…やばい…」
花凛「…いや、ほんとにごめんね!!想像以上に時間がなくて無理だったというか…」
大貴「違う!すごく嬉しいの!!花凛が俺のために頑張ってくれたってことが…食べていい???我慢できない」
花凛「いいよ!」
大貴「そうじゃなくて、花凛を」
花凛「…は?大ちゃん何言ってるの??…チキン冷めるよ…」
大貴「そうだな!!…あ〜このチキンすごく美味しい!」
私たち2人は黙々とご飯を食べ続けた