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The night dream of fairy【気象系BL

第7章 和也の以心伝心




今日も翔は朝から元気に警察署に向かった。

和也は、ゲームをする気になれずに
窓から外を見ていた。

和也は昨日の夜、夢をみた…

智の夢…

智は真っ暗な闇の中で膝を抱えていた。
何も言わず…
すべてを諦めた顔をしていた。

和也は名前を呼び続けた。

だけど…その声は智の耳には聞こえず…
何の反応もしてくれない。

目の前に智がいるのに…
振り向いても もらえない…
触る事もできない…

そのもどかしさに…
絶望感に苛まれていった。

和也は急に胸が苦しくなった。
智を見ると
目から涙が流れだしていた。

「智…辛いんだね。
助けてあげられなくて…
ごめんね…」

和也は胸を押さえなから…
ただ見ている事しかできなかった。

そこで、夢から醒めた


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