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The night dream of fairy【気象系BL

第1章 始まり



翔「それじゃ…
俺は、人間界に行って来るけど…
しっかり戸締りするんだよ!
変な人が来ても
絶対、絶対家に入れちゃダメだよ!
あ〜!!
こんな可愛い2人に留守番なんて…」

和也「…うるさい!
早く行け!!
こんな平和な国で
翔兄が1番変人だ!!」

和也は、翔の背中に蹴りを入れて
家から追い出して
玄関を閉めた!

翔は扉を叩きながら
翔「ぶぇ〜ん!!
和也…。ぶぇ〜ん!!智!!」

和也「…ヘタレがぁ…」



智「……カズ…。
お兄ちゃんだから…
もう少し大事にしてあげて…
お願い…。」




翔が人間界に行ってしまい、
2日が経った。

和也はゲームに夢中なっている。
智は1人外へ出て
海を見ながら絵を描いていたが…

智「はぁ…。
翔君早く帰って来ないかなぁ…。」


妖精は
人間界に降りると2、3日帰ってこない事はざらである。
自分より
何十倍も大きな人間…
建物…
そして、争いが絶えず、
喧嘩…
略奪…

妖精界とは違い
殺伐とした世界

妖精は
一筋の光となり
人間に幸せを与えなくてはならない。

子供の妖精は、
元々羽根が小さく
誰か支えがないと上手に飛べない。

その上、智は他の妖精と比べると
小さく
羽根も幼い。
だから今までは、
双子はいつも手を繋いで飛んでいた。

しかし、
最近の和也は
羽根もしっかりしてきて
自分1人でしっかり飛ぶ事もできるようになってきていた。



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