The night dream of fairy【気象系BL
第4章 〜真実…そして〜
雅紀「あの日はね…
満月の夜だったんだ。
この世界は妖気に満ち溢れているだろう。
2人で夜風に当たりたくて…
ここに来たの…
そしたら、突然…
落石があって…
夜だったし、
よく見えなかったから…
慧は逃げきれず…
巻き込まれ
死んじゃった……」
雅紀は智を優しく抱きしめた。
それは、慧を思い出してなのか?
少し震えていた。
智「マーくん⁇」
雅紀「慧は笑うと、
本当に可愛いかった…。」
智は俯いてしまい
智「……ごめん。辛い事思い出させちゃった…」
雅紀「さとちゃん…」
雅紀は又優しく智の頭を撫でる。
雅紀「さとちゃん……
あれは事故だったんだよ!
でも…………
オレが…
慧を誘ったから…
悪いのは…」
智は雅紀をギュッと抱きしめた
智「マーくんもうやめて…
それ以上言っちゃダメだよ!」
雅紀は智の腕の中て静かにうなずき
雅紀「……ごめんね!
こんな話をして…」
雅紀は智の胸に顔をうずめ
智は優しく頭を撫でる
ガサガサ…
雅、智「!!!!!…」
ガサガサ…
後ろの木が揺れる
2人はびっくりして
とっさに離れた
雅紀「…誰⁇」
?「珍しいね…
こんな所に妖精なんて…」
木陰から出てきたのは
紫の羽根を持ち
濃ゆい顔をした
妖精だった。
?「本当に…珍しい…」
智「誰⁇」