The night dream of fairy【気象系BL
第1章 始まり
翔「いい加減に起きろ!」
和也「…うるさいなぁ…
そんなに大きな声しなくても起きますよ!
智が起きちゃうでしょ…
翔兄…こんなに可愛い寝顔見れるのは今だけですよ」
翔「確かに…
可愛いなぁ…っておい!和也!
なんで又 、お前まで布団に潜ろうとしてるんだ!」
和也「ちぇっ…ばれましたか…。」
すると、布団がモゾモゾ動き出す
智「…おはよう…朝から元気だね…。」
天使のような
可愛いらしい
ふにゃとした笑顔の智が顔を出す。
翔「智…おはよう。
さぁ…起きて、
俺今から人間界に行って来るから…。
あっ…何か欲しい物ある⁇」
和也「 新しいゲームと…
メロンパンと…」
翔 「 和也!ゲームは無理だよ!
早く大人になって自分でなんとかしなさい!
メロンパンね…智は?」
智「…翔君人間界に行くの?
……危険だよ…
僕何もいらないから…
行かないでよ…。」
智の目がウルウルすると
翔は智を抱きしめる
その可愛い口を優しくふさぐ。
翔「智…ありがとう。
でも大丈夫だよ…。
無理はしない。
必ず帰ってくるから…
そんな悲しい顔はしないで…。」
翔は再び智を抱きしめて
翔「離れられなくなっちゃうよ…」
そして…
智の唇に…
和也「早く行け!!!!
このヘタレ!!
智は 私が見てるから…
早く仕事して来い!」
和也から怒られ、
翔は渋々と双子の部屋から出て行った…。
和也「本当に…
油断も隙もない!
智おいで…
私が消毒してあげるから…」
智「消毒なんていらないよ…
あっカズ 羽根の色が変わり始めてない?
綺麗だね!
太陽の光でキラキラしてる!」
和也「そーなかぁ…
確かに、最近羽根が痛いんだよ…。
少し大きいなって来てるし…」
和也、大きく羽根を広げた。
まだ薄いが、綺麗な黄色の色をしていた。