The night dream of fairy【気象系BL
第13章 妖精の夜の夢 ~すべての未来~
いつの間にか、指を三本に増えていた
その指をバラバラと動かすし
中を掻き回すようにして前立腺を攻める。
「あァ…!!!!く、ぁ…ぅ…!」
「そんなに締め付けないでください…
指が折れちゃいますよ」
三本の指を引き抜くと
智は無意識に腰を揺らしていた。
「ぁ、ん…カズ…」
智は早く繋がりたくて……
愛しい人を感じたくて
我慢できない様子だった。
だけと、私は躰を一度離して
ベッドサイドに腰掛ける。
「今まで私に散々迷惑を掛けたんです
自分で挿入れてみて下さい。」
突然の要求に智は出来ないと首を振ったけど
ギリギリまで追い込まれた
彼に残された選択肢は一つしかなかった。
恥ずかしそうに躰を起こすと、
私と向かい合うような体制に変える。
「ん、ぁ…」
腰を浮かせて……
ゆっくりと秘部へ自身を宛がった。
しかしなかなか上手く入らず、
智は涙目になる。
「やァ…入らない…」
「大丈夫だ。私も手伝ってあげます。」
手を貸すと、秘部は自身を飲み込んでいく。
「ぁァ!ん…ぁ…ぅ!」
「まだ半分ですよ…」
力を加えると、
自身は一気に最奥まで突き進んだ。
「ぅあァ!」
自分の体重も相まって、
自身は普段よりも奥へ入り込む。
「全部はいりました。
今度は自分で動いて下さい。」
智は無意識のうちに私の両肩に手を置き、
出し入れを繰り返していた。
「はぁ…!ぅ、ぁん…ゃ…!」
その度に感じるところが突き上げられ
高い声を漏らす……
快感の中に
久しく感じていなかったモノを見つけ、
飲み込まれていくようだった。
私はそんな智が、
愛しくて愛しくて仕方がなかった。
会いたくて……
触れていたくて仕方がなかった智が目の前で
羽根を広げ快楽に溺れている。
その妖艶な光景に、
私はゴクリと喉を鳴らしてしまった。
「智…出しま、すよ…!」
「ぅ、ん…!ぁ、く…ァあぁ!」
智が果てたのと同時に私も中に熱を放った。