The night dream of fairy【気象系BL
第11章 再開と別れ
次の日
智は夜明けと共に目を覚ました。
横では、まだスヤスヤ眠る潤がいた。
智は潤の寝顔を見てふにゃっと笑うと
触れるだけの優しいキスをした。
智「潤おはよう・・。
俺やっぱり気になるんだ。
最近よく見る夢と 関係があるようなそんな気がする
あいつにもう一度あって 確かめてくる・・・・
潤ごめんね。
夜までには必ず帰ってくるから・・・」
まだ寝ている潤に向って話掛けたが、
目を覚ます様子はなかった。
静かにベットから抜け出して部屋から出で行った。
パタン・・・
潤「はぁ・・・・」
潤はため息とともに ゆっくり目を開けて、智が出で行った方を見て
ベットから起き上がり窓から外を見た。
潤「智・・・・・」
智の後ろ姿を見ながら呟いた。
潤は先日 智が仕事で失敗して落ち込んでいた事を思い出した。
おまけに、人間の逮捕がきっかけで組織に大打撃をうけ
光一から大激怒をされていた。
潤と他の妖精が一斉に人間の記憶を消したり
妖精の痕跡を全て消し去ったから
光一「妖精の組織にはなんの打撃がなかったのが、せめてもの救いだった・・・。」
っと光一が呟いたのを潤は思い出していた。
智は罰としてしばらく外出禁止を言いつけられていたはずなのに、
朝早く出かけてしまった。
潤「光一に見つかったらまた怒られるぞー
それにしても、(あいつにもう一度あって確かめてくる)
誰に会いに行ったんだ?」
潤は事件の事を智に聞いたが、あまり覚えてない・・・
の一点張りで教えてはくれなかった。
それどころか、いつもボーッとしていけど
それに輪をかけたようにボーッとしている あいつの姿があった。
潤「智 必ず無事に帰ってきてくれよ・・・・」
すでに智の姿はそこにはなかったが、
一抹の不安を抱え潤は再びベットへと戻っていった。