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The night dream of fairy【気象系BL

第10章 夢想の智



はっ!!

俺が目を覚ますと、いつものベットの上だった。


いつも見る夢、

なんだかよくわからない夢・・・・

しゃべっていた奴らは、いったい誰なんだろう?

同じ顔なのに・・・・

全然知らない奴ら・・・・・


今日は緑の光だった。

この前は赤の光

いったいなんなんだ…

記憶のカケラ⁇

何のことだろう?

返して・・・

あいつは、いつもそう言った。

それにしても、青いピアス本当によく似合っていた。

俺達の中には、ピアスなんかしている奴なんかいない。

だからすごく気になった。

そもそも、俺にはピアスなんか無いから・・・・

潤に聞いても知らないって

光一はそんなものいらないって

必要ないんだって・・・・

まぁいいけど・・・


俺は、ふとベッドから天井を見ていた。



そういえば…今日不思議な事があった。

俺が光一に頼まれて、人間と一緒にいつものゲームセンターに行った。

ターゲットのおっさんに向かって歌を唄ったら

いつもみたいにすやすや寝てくれたのに

変な赤いピアスをした妖精が、おっさんの服から出できて

俺と同じ歌を歌った。

なんで?あの歌を知っているんだ?

俺だって、あの歌が何なのか知らないのに・・・

初めて仕事をした時、光一がなんか唄えって言ったから

頭に浮かんだ 全く知らない歌を唄っただけなのに・・・


でも、あいつは まるで知っている歌かの様に歌っていた。

潤も光一も知らなかったのに、

そんなに有名な歌なのか?

完全におかしだろう?



そして、もっとおかしなことは、

俺の力を跳ね返しておっさんを起こしちゃった、

こんな事初めてだった。

いったいあいつは何者なんだろう?

妖精には、興味を持たないけど、

初めて興味が沸いた。

もう一度その妖精に会ってみたいって思った。



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