The night dream of fairy【気象系BL
第9章 潤の贖罪
そして、今に至る。
智「あぁ、ん…!!っあ、あ、ァア…!!」
智を自分の膝に座らせると、
再び欲望を突き立てた。
智「は、ァん…っ気持ち、いい…!!」
涎を垂らし快感に溺れていく。
奥まで突き上げられ
その躯は弓のようにしなる。
智「うぁァ、くっ…!!潤…!!」
潤「っ、なんだ…?」
智「ぁ…潤が…もっと…欲し、い…」
首に腕を回され、キュッと抱き締められる。
智の息遣いが耳元から響いてきた。
更に高まる鼓動と欲望の熱。
潤「…貪欲な奴め。
今日は…
俺が満足するまで付き合ってもらうぞ…」
智「 ァあっ! 」
さっきまで気持ちよく寝ていた智の寝息が
完全に喘ぎ声に変わり
智「…ぅ、ぁ…っ…ぁぁ…ん…!」
胸の突起を撫でるたり
軽く摘まんだり…
それだでは飽き足りず
二人は夜が明けるまで抱き合っていた。
空が白々と明るくなる中、
隣に横たわる智の髪を撫でてやると
智「…もう…充分…」
ぐったりした様子で答える。
俺はベッドサイドに座って智に寄り添った。
潤「大丈夫か?」
智「潤は加減を知らないから…。
俺は・・・もう少し寝るよ…」
そう言うと瞳は静かに閉じられた。
暫くすると微かな寝息が聞こえてくる。
そんな智の頬に口付けながら、
俺は幸せを噛み締めていた。
潤「愛してるよ…」
眠りについた智に小さくそう呟いた。