• テキストサイズ

ゾロリオ

第4章 痕


「ゾロ、見て見て!」

リオンは寝ているゾロの目の前で着ている服を披露する。

「さっき島で買ったんだ!どうだ、かわいいだろ?!」
「…あァ」

リオンの着ている服は、胸元がよく開いている緑青色のワンピースだった。スカートの丈の長さは短い。

「これ、スリットもはいってんだぜ?ほらほら!」

右脚にスリットが入っていて、白い足があらわになっている。

「…」
「どう??」

どう、と言われても…とゾロは少し困る。

「いいんじゃねぇか?」
「…もっとマシな言葉はねぇのかよ」

むすっとして不機嫌になるリオン。むしろ、その表情のほうが好きだとゾロは思う。

「いいし、みんなに見せてくるわ」
「あ?」

ゾロが止める前にリオンは走り去っていった。


あんな姿を他のやつらに見せんのか…?気に食わねえ。ゾロはイライラを抑えようとトレーニング室へと向かった。
/ 25ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp