第6章 質疑応答
コリコリするところを押すようにグリグリと押せば、キョウカさんの身体が跳ねる。
「んぁ...あ...」
腕を伸ばし、俺の首筋に絡みつく。
ガンと大きく突けば、腕に力が入った。
「あぁっ...深ぁ...」
「キョウカさん、顔が蕩けてますよ。
気持ち良いですか?」
普段絶対見せない表情を、俺に晒している。
「ん、きもち...」
可愛い...。
自分が気持ち良いように動けば、キョウカさんのナカも締まる。
首筋に回った手に徐々に力がこもっていく。
「あ、ぁ、や、だめ...」
ダメ...?
「やめますか?」
一瞬、キョウカさんが嫌がったのかと腰を止めた。
目に涙が浮かんでいて、痛かったかと自身を抜こうと腰を引いた。
「や、ダメじゃない...から...」
キュウキュウと締めつけられる。
「ダメじゃない...気持ち良いから、やめないで...?」
誰も見たことがないような懇願する表情。
その表情に胸がゾクゾクする。
「はい」
キョウカさんの可愛い顔を歪めてるのが俺なんだと、嬉しくなった。
ガンガンと突き続けているとキョウカさんの、腕に力がどんどんこもる。
「あ、あ、あ...」
ギュッと強く抱きしめられたかと思うと。
「あっ、んんっっ」
ビクビクと身体を大きく逸らし、脱力した。
「あ、はぁ.....」
「キョウカさん?」
「...イッちゃった...」
恥ずかしそうに笑う。