第6章 質疑応答
自身から口を離したキョウカさんが嬉しそうに笑う。
完全に勃ち上がった自身に目を落とせば、唾液でテラテラと光っていた。
「よいしょ...」
ズボンと下着を脱ぐと、俺の上に跨る。
「ちょ、キョウカさ...っあ!」
何をするのか聞こうと口を開けば、聞く間もなく腰が落とされ、キョウカさんのナカに俺のが入る。
「ん...」
や、べぇ...。
なんだこれ...舐められた時の比じゃねぇ。
気持ち良過ぎんだろ...。
ヌルヌルしてて、キュウキュウと自身を締めつける。
「ぅ...出るっ...」
ピュルッ、と勢い良く果ててしまった。
クソ...挿れただけでとか、早過ぎんだろ。
早漏かよ。
「あ、出ちゃった?」
ちょっと舐め過ぎちゃったかな、と悪戯っぽく笑う。
「っすみませ!中に!」
挿れてすぐイッちまったんだ。
抜いて腹にかけるなんて余裕なくて...。
つまりその、キョウカさんの中に...。
「大丈夫よ、エレン」
「すいませ、子供...!」
「大丈夫、落ち着いて、エレン」
静かなトーンで宥めるキョウカさん。
「見て」
ペラリと服を捲り、腹部を顕にさせた。
「ちょっ...」
「ちょっと事情があってね、私子供は孕めないの」
「え...?」
「だから大丈夫、中に出しても」
そう言うキョウカさんの腹部には手術痕のような、大きな傷跡があった。