• テキストサイズ

【進撃の巨人】ティアドロップ

第11章 噂の行方


「てて...」


翌朝、キョウカさんが腰をさすりながら起き上がった。


「おはようございます」


「おはよう。

やっぱりエレンし過ぎ」


パシッと優しく頭を叩かれた。


昨日結局何回シたんだ?


シ過ぎて分からねぇ。


何回シてもやめられねぇ。


気持ち良過ぎて、飽きる日が来るとは到底思えない。


日課となりつつある、キョウカさんと出勤をする。


執務室へ向かう廊下はいつもより騒がしかった。


声がでかくて騒いでる訳じゃなく、なんかこう...コソコソ...みてぇな。


2人、3人がまとまりになって小声で話をしてる。


時折、キョウカさんを指差す奴も居た。


どうなってるんだ...?


首を傾げざる負えねぇ。


「やぁ、おはよう!」


「おはよう」


「おはようございます、ハンジさん」


頭を悩ませてると、ハンジさんから爆弾が投下された。


「聞いたよ、キョウカ!」


「はい?」


「リヴァイと付き合ってるんだって?

おめでとう!

いや~、あのキョウカがついに吹っ切れたんだね!」


ニタニタと笑うハンジさん。


「はぁぁ?」


「うはぁ、びっくりしたぁ。

どしたの?エレン」


「兵長と付き合ってるって、どういうことですか」


「どう?リヴァイとは」


2つの目が、キョウカさんに向く。


「え、待って......リヴァイと付き合ってるってどういうこと...?」


当のキョウカさんも首を傾げていた。
/ 220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp