第6章 4年目の春
「へぇ…仕事中にねー?」
「っ!久遠さん…!」
会議室を開けて入ってきたのは久遠だった
「後輩くんに犯されちゃったの?」
「久遠さんが僕に黙ってするからお仕置ですよ。ね、先輩?」
さきほど激しく突かれぐったりしている真琴に耳元で優しく問う小湊
「そんなに後輩くんのチ○ポ気持ちよかったの?」
「先輩は僕のチ○ポ好きですもんね?」
両サイドから耳元で囁かれるたびに、ひだをひくつかせる真琴
「俺のも入れて欲しいって顔して…ダメだよ?まだ勤務中でしょ?」
「先輩、もう戻りましょ?」
「早くしないと柚木に怪しまれるぞ?あとで俺のとこおいで、そうしたら気持ちいいことしてあげる」
久遠は真琴の頬にキスをし、副社長室へ戻っていく
「僕達も行きましょ?はい、僕に捕まってください」
「んっ…ありがとう」
2人は服装を整え、部署に戻る
「あら?時間かかった?」
「すいません…」
真琴が謝るとすかさず小湊は
「副社長とお話が長くなってしまいまして…」
「久遠くんは昔からおしゃべりだからね…迷惑だわー」
溜息をつきながらいう柚木
「すいません…」
「いいのいいの!久遠は昔からあーだから」
柚木はそういい自分のデスクに戻る
「小湊くん…」
「バレなくてよかったですねー」
「久遠さんのせいにしちゃ…」
「大丈夫ですよ。久遠さんが俺のせいにしとけって言ってたんで」
久遠はどこかのタイミングで小湊に耳打ちをしていたらしい
「え…!そうだったの?」
「久遠さんは理解してくれてますから。」
「久遠さん…」
「でも、僕に黙って久遠さんとシてたのはちょっと嫉妬しました…」
「っ…ごめんね…」
「いいんです。きっと久遠さんがきっと誘って先輩は断れなかったと思うんで。でもさっき2人でできたのでいいですよー」
小湊は微笑み仕事に取り組んだ