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私、入社3年目で狙われてます【R18】

第1章 3年目


「ただいま戻りましたー」


「あら、意外と早かったね」

と桜木がコーヒーを飲みながら言う

「部長、副社長から確認していただきました」

と柚木のデスクへ資料を持っていく


「ありがとう。」

と受け取り訂正箇所を見る


「はぁ…これでもまだダメなのかぁー」

とため息をこぼし頭を抱えた

「桜木さーん、この間の作成資料まだ残ってる?」

「はい。やっぱりまだダメでしたか…」

と桜木も柚木と肩を落とす


「えぇー。これでも副社長から訂正くるんですか?くぅー!若いくせに年上女性の頭を抱えこませるとはなんて奴だ!」

となぜか憎しみこもったように言う足立


「足立さん…嫉妬してもムダですよ」

と真琴が足立をなだめる

「白石ちゃんまで言うようになったの?俺の唯一の仲間だと思ってたのに…」

「そんなこと1つも私言ってません!」


足立とのやり取りに笑う小湊

「足立さんと白石先輩ほんとに面白いですよね」

「お前!俺のことも先輩って呼べよー」

と足立が返すと

「足立さんは足立さんですね。私も先輩呼びはなんか変ですもん」

「白石ちゃんがそれ言ったらこいつもそうなるだろ?」

と小湊に指を指し訴える


「足立うるさい!」

そこに柚木が喝を入れる


「なんで俺だけ!?」


「足立、しー」

と口に人差し指を当て言う桜木


「え?こいつらは…!?」


「ほら、足立さん!仕事!」

そう言い真琴はデスクへ戻る

「えー…そういうことね。…ってなんで俺だけ言われるの!」


「うるさい!」

と部署の全員から言われる足立


「えええー!!??」


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