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バレンタインデーの思い出

第3章 緑色さん




相葉「ありがとうございましたー!

うわ!マジで海だ!ひゃひゃひゃっ!」




ほんとに来ちゃったよ…



寒いよ…




タクシーから降りると、


浜辺へ降りる。



相葉さんはしゃぎ過ぎ!




私は近くの流木に座り、

その様子を眺めている。




でも、こんな時間久しぶりだなぁ。




芸能界に入ってからは、

プールも海も、温泉も禁止。



グループだとしても、

男性とは旅行禁止。



禁止なことがいっぱいだ。



でも、ここで

頑張っていきたいと願ったあの日、


わたしは全てを捨てたんだ。




友達も、家族も。





相葉「…ちゃん!?ちゃん!!」




「…は、はい!


すみません、ぼーっとしてて。」





急に目の前に

心配そうな相葉さんの顔。




相葉「今日、ロケ楽しかった?」




「はい!楽しかったです!

いちご狩りまた行きたいです!」


さっきのことを思い出すと、

自然と笑顔になる。



相葉「俺も俺も!!


何か悩みあったら、いつでも相談してね。

俺頼りなさそうだけど、

意外と面倒見いいし!」





なんか気づかれたかな?


「わかりました。

質問なんですけど、

相葉さんはこの世界に入るときに

捨てたものって何かありますか?」





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