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インソムニア.
第20章 ぽく
次はノアくんの元へ
美菜
「ノアくん…起きてる…?」
ノアくんは最初から布団に潜っているから、
まったく様子がわからない。
美菜
「ノアくん…ごめんなさい…
心配して九尾さんのお屋敷に潜入までしてくれたのに…
私ってばノアくんに酷いことを…
きっと許してくれないと思ってる……
…でも、ノアくんがしてくれた事の恩返しさせて欲しいの…
私にして欲しい事があればなんでも言ってね。」
結局、ノアくんは布団の中から出て来なかった。
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