第18章 チャンスを待つ者
私は広いお庭付きのお部屋を頂いた。
トメ
「奥様、寒くはありませんか?」
美菜
「…はぃ…」
トメ
「無理や我慢はなさらずにいつでもお申し付け下さいね。」
美菜
「はい…ありがとうございます…」
お部屋で1人になった私に気を遣ってくれているのか、
トメさんはなにかと気を遣ってくれている。
トメ
「あらっ!奥様、頬が赤こうございます!
お身体の何処かがお悪いのでは…」
美菜
「えっ……あっ…これは…
トメさんが優しくて…感極まっているからで……
病気では……」
トメ
「奥様…(´;Д;`)なんとお嬉しいお言葉…」
嘘じゃない…
トメさんの顔を見ていると母さんを思い出すから…
優しくて…私を想ってくれるそんなところ…
最後はアレだったけれど…