第10章 果て
それから数時間…
懸命に歩き続けていると…
?
「おいっ!テメー!!
誰の許可貰ってこの道、歩いてんだよ!!」
美菜
「((((;゚Д゚)))))))ヒィッ…」
頭から角を生やした、赤髪の男の子と…
同じ頭から角を生やした、青髪の男の子が、
金棒を片手に持ち、私の進行方向を塞いだ。
赤鬼
「こいつ…連れが誰も居ないぜw」
青鬼
「ほんとだな…随分と俺たちはナメられたもんだな赤鬼よ…」
(なっ…ナメてません!(´;Д;`)
ていうか…途中まで犬とキジは居たもんっ!?
猿のせいで……散り散りになっちゃったけど!!)
赤鬼
「今夜も特上人間鍋だな。
さあ、赤鬼よ、やっちまいな!!」
(今夜…も?今夜もって言ったよね!?(´;Д;`))
青鬼
「ああ、任せとけ…」
"トンッ…トンッ…トンッ…"
青鬼が金棒を楽しそうに床に打ち付けながら
私に向かって歩いてきた!
美菜
「\:(;゙゚'ω゚'):/」