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インソムニア.

第5章 張り詰めた縁





"ワンッ!ワンッ!!"




その時、

私の目の前に"かなりモフモフ"で"まだ仔犬"気味の芝犬が現れた。






美菜
「可愛いっ!(*´人`*)

ほら、こっちおいで〜」





仔犬が怖がらないように、

私は静かにしゃがむと、両手を仔犬に差し出す。






芝犬
「フンッ!!嫌なこった!!

…あー、こぇー。

俺が純な柴犬って分かって拐おうとしたな!!アヴッ!!」









(犬が…喋った!?(´⊙ω⊙`) )










美菜
「そ、そんなことないよぉ…(゚д゚lll)

かっ…可愛いかったから…

ちょっと触ってみたくて…

呼んでみただけなの…(;´д`)」


←←ビックリしながら対応する人

ノアの存在で不思議なことに少し慣れてきている













芝犬
「本当かよ!?怪しいもんだな!!アヴッ!!

じゃあ、お前が怪し奴じゃないって調べてみるから、

ケツを俺の顔の位置まで下げろや!アヴッ!!」







美菜
「え!?そ、それは…こ、困るよ:(;゙゚'ω゚'):

お尻なんて…」






私は、両手でお尻をおさえる。







柴犬
「はぁ?ケツだせねぇってんなら、

出るとこ出ても良いんだぜ?」







(出るとこ出るって……)









美菜
「そんな…酷い言いがかりだよ……(;´д`)」













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